こんにちは。
 
皐月賞が終わりましたね。
非常に見応えのあるレースになったと思います。
 
本日は、その皐月賞の回顧をし、先のダービーに向けての展望をしたいと思います。
 
 
レースラップ
12.0-10.7-11.5-11.7-12.5-11.5-12.4-12.2-11.6-11.8(58.4/59.5)
(34.2-35.6/45.9-48.0)
 
前傾ラップでタイトで厳しいペースとなりました。
勝ち時計も1.57.9と速くなりました。しかし、決着タイムに関しては、2014年の路盤改装以降、中山の芝コースは、タイムが出るようになってますので、驚くほど速いとは思いません。
今年のレベルであれば想定内とも言えます。
 
展開ですが、3強の内の1頭、リオンディーズが掛かって先行する形になりました。
これには、多くの人が驚いたようですし、デムーロの騎乗を批判する人もいたようです。
 
しかし、私個人の考えでは、あの騎乗は、むしろ褒められるべきだという意見です。
予想コラムの記事(http://eternaldnj.com/528.html)でも書きましたが、リオンディーズが勝つためには自分で展開を作るのが唯一の手段だと考えていたからです。
 
ただ、馬は掛かり気味だったので、ベストはハナを切る形だったと思います。
しかし、それは出来なかったある事情があるように思います。
 
 

当日の強風の影響

リオンディーズがハナを切らなかった大きな理由は、当日猛威を振るっていた強風です。
相当強い風が吹いていたのが画面からも分かりましたし、人によっては立っているのも苦痛だったというくらいでした。
 
それが何の影響があったの?
それは、バックストレッチで強烈な向かい風の影響を受けるからです。
当然、ハナに立てば風の影響をモロに受けるわけです。さすがにそれでは直線での余力は全くなくなる状態になっていたでしょう。デムーロはそれを避けたのだと思います。
 
現に、ハナを切ったリスペクトアースはバックストレッチ後に早々と脚を無くし、先頭から脱落しました。
デムーロとしては、それも誤算だったでしょう。何とか我慢させていた状態でしたし、向かい風の影響が無くなって脚を溜めようとした矢先に、ハナに立たざるを得ない展開になってしまいましたから。
 
しかし、さすがはデムーロというところは、そんな展開でも、12.4-12.2とラップを落としています。
ギリギリ勝負出来そうな態勢までは持って行ってますから偉いと思います。
 
直線では、さすがに馬にも騎手にも余力が残っておらず、馬はヨレましたし、デムーロも制御できる筋力は無かったのではないかと推測できますね。
私は、あれはデムーロじゃなかったら、とんでもない大敗をしていても不思議じゃないと思いましたね。
 
それでも4着(5着に降着)に粘るわけですから、充分に強さは示したと思います。
まあ、リオンディーズから馬券を買っていた人は文句を言いたくなる気持ちもあるでしょうね。
しかし、外枠で折り合いに不安があるとわかっていたはずですから、そういうリスクの中、馬券を買ってるので仕方がないと思いますね。
責めるなら、デムーロではなく、自分を責めるべきだと思います。
 
予想コラムにも書きましたが、私は、そういうリスクがあると思ってましたし、80%以上の確率で折り合いはつかないと思っていたから、リオンディーズの馬券は全く買っていませんでした。
でも、もし気候条件がまともなら押し切っていた可能性もあったと感じましたし、改めて強い馬だと思いましたね。
 
 
で、勝ち馬のディーマジェスティと、2着馬のマカヒキは逆に風の恩恵を受けた馬だと思います。
道中は、後方で風の影響を避け、最後は大外でモロに追い風の恩恵を受けています。
少なからず幸運なところもあったと思いますね。
 
 

ダービーに向けて

今回のレース結果を受けて、ダービーの見解をしてみます。
 
まず、皐月賞を見て、改めてこの世代は、サトノダイヤモンドとマカヒキが頭一つ抜けていると感じました。
 
まず、スタートです。
動画を見て欲しいのですが、サトノダイヤモンドの1完歩めの早さは異常です。
ゲートが開いて、初めについた脚の運び方と、それを蹴り出せる体幹の強さは素晴らしいですね。
スタートで無駄な力を使うことはないので、その時点で他馬より脚を溜めれます。
 
次に、最後の直線です。
パトロールビデオを見ると、マカヒキとサトノダイヤモンドは、ほぼまっすぐ走っています。
サトノダイヤモンドは馬体をぶつけられる不利がありましたが、そこから立て直した後もまっすぐ走れています。
これも、馬の体幹の強さと余力がないとできないです。
 
勝ち馬のディーマジェスティが大きく内に切れ込んでいたのとは対照的でしたね。
 
マカヒキは上がり33.9の脚を使いましたし、サトノダイヤモンドは余裕をもたせた仕上げでした。
 
やはり、ダービーはこの2頭の一騎打ちになるように思いますね。
 
サトノダイヤモンドは、持続型なので加速力ではマカヒキには負けると思いますが、東京の
長い直線を活かして早めに追い出せば押し切れそうです。
マカヒキは、サトノダイヤモンドとの位置取りの差がつき過ぎないように運べれば差し切れる感覚も掴んだと思います。
 
後は、サトノダイヤモンドがどこまで仕上げてくるかで優劣が決まるような気がします。
 
ディーマジェスティは、距離が延び、直線が長くなって脚が持続するかは未知数なところもありますね。
それだけ、皐月賞は切れすぎでした。
昔、アンライバルドがこんな勝ち方でダービーを惨敗したことがあるので、現時点では3番手で考えたいですね。
 
リオンディーズも心臓の強さと持続力を示しましたので、折り合い付けば巻き返せます。
しかし、折り合いはつかないと思いますね。血統や気性的にそんな馬です。
ただ、朝日杯のように再後方からの競馬をすれば折り合いは大丈夫だと思います。それで勝ち切れるか賭けてみるのも一つの方法かなと思いますね。
 
後は、有力馬が後ろから進める馬ばかりなので、先行タイプの馬が穴を開ける可能性があると思ってます。
その馬は、ここで紹介しています。
↓紹介文を参照↓
 
この馬は、左回り向きですし、ダービーに向きそうな持続力、馬体をしています。
出走すれば是非買いたい馬です。
 
 
 
本日は以上です。