こんにちは。
 
ダービー終わりましたね。
毎年のことですが、ダービーが終わると抜殻のような状態になります(笑)
余韻に浸りつつ、今週の安田記念の検討も進めて行きたいと思っています。
 
さて、本日はそのダービーの回顧をしたいと思います。
 
 
レースラップ
12.6-11.1-11.9-12.1-12.3-12.9-13.1-11.8-12.0-11.6-11.0-11.6
前3F:35.6/後3F:34.2
0~1000m:60.0
1000~2000m:58.0
後半1000m:58.0
レース時計:2.24.0
 
ドゥラメンテの勝った昨年のダービーより勝ち時計が遅かったのでレベル的にどうか?
と思われがちですが、昨年よりも確実にレベルが高かったと思います。
 
昨年は、前半1000m通過が58.8と速くなった分、レースタイムが速くなりましたが、
それ以降は、1000~2000m:61.7、後半1000m:59.4と遅くなっています。
中盤のラップが緩んだので、脚は溜まりやすかったですし、後半3Fの勝負になった年でした。
 
しかし、今年は1000m通過後の2Fだけラップが緩み、その後の1000mは11秒台のラップが
続くスーパー持続ラップとなりました。
これは、心肺機能が優れた馬でないと好走が厳しいラップで、能力が劣る馬には厳しいレースでした。
上位5頭が皐月賞上位で独占され、6着も別路線組の大将スマートオーディン、7着が皐月賞6着のマウントロブソンですから、
完全に実力通りの結果になったことでもわかります。
 
やはり今年の世代は能力の高い馬が揃っていたということですね。
3歳馬でこのラップに対応するのはなかなか難しく、上位馬は古馬と戦ってもおそらく勝ち負け出来るだけの能力があると思います。
 
 

各馬短評

1着:マカヒキ
川田騎手のスペシャルな騎乗で勝利を手にしました。
マカヒキ自身も、今までにないスタートを切れたのが勝利に繋がりました。
サトノダイヤモンドをぴったりマークする位置で進められたので、あの時点で勝ち負けは確信しました。
直線でも冷静に進路が開くのを待てましたし、外に出すことなく無駄な脚を使うことも無かったです。好枠を活かしきった騎乗でした。
追われてからの反応がサトノダイヤモンドより速かったので、その分最後凌ぎきれましたね。
こういうレースが出来るようになれば、今後は成績が安定してくるでしょうね。
凱旋門賞に挑戦して欲しい馬です。
 
 
2着:サトノダイヤモンド
相変わらずスタート抜群でしたね。他馬より頭一つはリード出来ますから大きな武器ですね。
位置取りも理想的でしたし、勝ってもおかしくない内容だったと思います。
誤算は、もっと後方にいると思っていたマカヒキにがっちりマークされたことでしょうね。
サトノダイヤモンドの方が外側でしたから着差を考えれば、その少しの差が響いた感じですね。枠順が逆だったら着順が入れ替わっていたかもしれません。
また、左後脚を落鉄していたようで、これも着差を考えれば悔やまれますね。
普段まっすぐ走るサトノダイヤモンドが追い出されて一瞬ヨレたのでおかしいなと思いましたが、落鉄が原因だったのですね。しかも蹴り脚の後ろですから影響は大きかったと思います。
里見オーナーはとことん運がないなと思った次第です。
まだまだこれからの馬ですから、秋はもっと強くなると思います。
 
 
3着:ディーマジェスティ
マカヒキとは対照的に、1枠という好枠を活かせませんでした。
道中も3強の中で一番外目と通っていました。蛯名騎手は何故スタート後に外目に出したのか理解に苦しみます。
人気を背負っていたこともあり、安全策を取ってレースを進めたのでしょうが、それで勝てるほどダービーは甘くないです。
普段から内をつけない騎乗スタイルが完全に裏目に出たと思います。
厳しい言い方になりますが、今後ロスのない騎乗スタイルを考え直さないとダービーは勝てないまま騎手人生が終わっても仕方ないと思いますね。
ディーマジェスティ自体は、調整遅れの状態で、パドックでも前走より劣って見えましたから状態は万全では無かったと思います。
それでも上がりはマカヒキと同じですから、現時点で一番強いのはディーマジェスティだと思います。
4コーナーで外を通らなければ勝っていたと思いますね。ゴール前一番伸びていましたから。
一番強い馬が勝てるわけではないというのを再認識させられました。
凱旋門賞に挑戦して欲しいですね。
 
 
4着:エアスピネル
生まれてきた時代が悪すぎました。正直普通の年なら2冠を取っていても不思議ないくらいの馬だと思います。
2歳時は、軽い走りでマイラーかなと感じていました。しかし、3歳になっての成長力も見せました。1戦毎に課題を克服していき、ダービーでは折り合いもバッチリでした。
レースセンスは世代一で器用な競馬が出来ます。折り合いも進化して距離も目途を立てました。
G1を1つや2つ勝っても不思議ない馬なんですがね。いつかはG1を勝たせてやりたい馬ですね。
今年のスーパー持続戦を、先行して結果を出したのはこの馬だけですから能力は間違いなく高いです。今後はどういう路線を歩むかわかりませんが、秋以降も注目に値する馬です。
 
 
5着:リオンディーズ
危惧していた通りのレース内容になってしまいました。
この馬は、現時点では折り合いはつかないと思います。気性的にそうです。
古馬になって折り合い難が治る保証もないです。脚を溜めるような競馬は出来ないですね。
個人的には、皐月賞のような競馬で持続力を活かすべきだと思っていて、
皐月賞は悪い騎乗だとは全く思ってなかったです。あれは風の影響を受けただけです。
今回の上位の馬と比較して、瞬発力では劣るので、後方からレースを運んで上がり最速でも流れ込む競馬が精一杯ですね。
調教過程からも後方からの競馬だろうと思っていましたし、そうなれば皐月賞の競馬は意味をなさないので評価を下げました。
皐月賞の負けて強しの内容から、本命にする人も多かったですが、個人的には違ったレース運びになるので皐月賞の内容はリオンディーズにとってはダービーには繋がらないと思いました。
皐月賞の競馬を活かして、先行策を取っていれば際どい競馬が出来たのではないかと思って残念で仕方ありません。
デムーロは先行したかっただろうなと思います。
 
 
6着:スマートオーディン
力負けですね。馬体は究極に作っていました。これ以上ないくらいの仕上げでしたね。
しかし、その分気持ちに余裕がなくて折り合いを欠く面に繋がったかもしれません。
最後伸びかけて止まったのも折り合いを欠いたことが原因でしょうが、距離ももう少し短い方が良さそうですね。
スーパー持続戦で脚を溜めるところがなかった点は、この馬には厳しかったですね。
ただ、それでも2.24.5での6着ですから能力は高いです。
エアスピネルと一緒で生まれてきた時代が悪かったですね。
 
 
 

まとめ

ダービーが終わり、春のクラシックは一段落したわけですけど、
感想としては3歳牡馬は3強ということですね。
 
マカヒキサトノダイヤモンドディーマジェスティの能力が突出しています。
 
次いで、エアスピネル、リオンディーズ、スマートオーディン、マウントロブソンですね。
例年なら、次位の4頭で勝ち負けになるレベルだと思います。
 
もし、3強が揃って菊花賞に出走したら、
皐月賞:ディーマジェスティ
ダービー:マカヒキ
菊花賞:サトノダイヤモンド
と分け合うのではないかと思いますね。
 
でも、菊花賞にはあまり意味は感じないので、個人的には3頭とも凱旋門賞に挑戦して、
世界を驚かせてくれることを期待します。
 
エイシンヒカリがイスパーン賞を10馬身差で圧勝しているように、この3頭とドゥラメンテなら凱旋門賞の1着~4着を独占することも可能ではないかと思ってしまいます。
 
今年こそ、日本馬の凱旋門賞制覇が見れるのではないかと期待しながら秋を待ちたいと思います。
 
 
 
本日は以上です。